日本は豊かな国だと言われていますが、その一報で子どもや女性の貧困が深刻化しています。
特にシングルマザーの貧困率は50％を越えると言われていて「真面目に働いていて暮らしが楽にならない」と感じているシングルマザーが多いようです。
ポイント
貧困から脱出するためには収入をアップするのが手っ取り早い方法なのですが、簡単に「収入を上げればいいじゃない？」と言われても、そうそう上手くはいかないものです。副業をはじめるか、全く違う職種に転職するしかありません。
今回は「看護師に転職する」と言う方法についてお届けします。
シングルマザーで看護師になれるの？
しかし最近は「女性でも稼げる仕事」と言うことで、社会人から看護師に転職したり、一旦専業主婦になった人が看護学校に入って看護師を目指す……と言うケースが増えています。
筆者の友人（36歳)の場合
ある程度の年齢で看護学校に入るとなると「若い人達に混じって看護学校でやっていけるのか？」と言う不安があるかと思います。
ポイント
実際に筆者の友人で36歳で看護学校に入学した人に話を聞いてみたところ「高卒で来てる子がほとんどだけど、30代の人もけっこういたよ」との事。意外に思われるかも知れませんが4年生大学を出て正社員で働いていた人もいたのだとか。
高卒以外のルートから看護学校に入る人達の背景は様々で専業主婦だった人もいれば、シングルマザーになったから看護学校に入った…と言う人もいるようです。
ちなみに筆者の友人も夫との離婚をキッカケに看護学校に入っています。
実際に稼げるのかどうか？
数年間勉強して看護学校に入ったとしても、本当に稼げるのでしょうか？
全ての人が確実に稼げると断言する事は出来ませんが、筆者の友人の話だと「事務職で伝票触ってるより稼げるよ」との事。
ポイント
実際に看護師の平均年収は約472万円（平均年齢38.3歳 勤続年数7.5年）。経験の浅い新社会人でも年収は380万円程度あると言われています。
病棟勤務や夜勤のあるなしで年収は変わってきますし、地域格差もあるとは思うのですが、女性の仕事としては稼げる部類ではないかと思います。
どうやって学校の費用を賄うのか？
収入アップのために看護師になろう…と思い立ってみたところで先立つものは必要です。
「お金が無いから無理…」と、いきなり諦めてしまいがちですが、奨学金を利用して看護学校に入る人は少なくありません。
一般的には私立の看護学校よりも公立の看護学校の方が授業料は格安です。
ポイント
また、私立病院が運営する看護学校の場合「看護学校を卒業した後で必ず付属病院で勤務する」事を条件に授業料免除の制度を設けている事があります。
そしてシングルマザーしか受けられない制度もありますから、シングルマザーの方は調べてみてはいかがでしょうか？ 詳しくは下記ＨＰで紹介されています。
まとめ
看護学校に入学するためには初期投資が必要ですか、長い目で考えると悪くない選択かも知れません。気になる方は1度、検討してみてはいかがでしょうか？
他の話題も読んでみる
-
貧乏だけど看護師になりたい！返済不要の奨学金を利用しよう！
日本は豊かな国だと言われていますがり女性の貧困、子どもの貧困が深刻化しています。 母子家庭の2世帯に1世帯が貧困だと言う現状を考えると、貧困は特別な事ではなく「わりと普通にあること」と言えるでしょう。 ...
-
超低金利！国からお金を借りる方法（子どものいる家庭限定）
人間には「急にまとまったお金が必要になる時」があるかと思います。貯金があれば問題ないのですが、家中のお金をかき集めても足りない時はどうしたら良いのでしょうか？ 親や親戚に借りる事ができれば良いのですが ...
