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貧困ママの中には「働かない夫」「暴力をふるう夫」「ギャンブルや浪費に走る夫」に悩んでおられる方は多いのではないでしょうか?
「専業主婦だから離婚出来ない」とか「小さな子どもがいるから無理」と思ってしまいがちですが、意外とどうにかなるものです。
また、こちらでは「離婚したい」と考えておられる方に向けた、離婚のために役立つ記事を集めています。
離婚を考えている方にオススメの記事
この記事では離婚した時に貰える母子手当の具体的な金額にいてご説明します。
母子手当の具体的な金額
離婚を勧めておいて、こんな記事を書くはどうかと思いますが、離婚を考えている人とお話をさせて戴いた時「離婚しても養育費が貰えるし子どもが3人いるから母子手当貰えるから楽勝でしょ?」と話す方がいたので「ちょっと待って!」と言う意味で、今回は母子手当についての具体的な金額についてお届けします。
児童手当と母子手当(児童扶養手当)
平成27年現在の話ですが、ご存知の通り子どもがいる家庭には「児童手当」が支給されます。支給額は0歳から3歳までは一律15000円。3歳から小学生までは10000円。(第3子以降は15000円)中学生は15000円です。
そして「ひとり親家庭」には、児童手当以外に「児童扶養手当」が支給されます。
現在は父子家庭も支給対象になっていて、まとめて「児童扶養手当」と呼ばれています。これは収入に応じての支給になっていて、簡単に言うと裕福な人は受給対象になりませんし、所得に応じて支給金額が変わります。
1人4万円くらい貰えるって聞いたんだけど
児童扶養手当の金額は以下り金額です。所得に応じて支給金額は変わりますが、貧困ママの場合は全額支給されるかと思います。
一部支給:月額、所得に応じて9,910~41,990円
※平成27年4月分~
しかし、これはあくまでも「1人目」の子どもの金額です。2人目は2人目は5,000円、3人目以降は3,000円が支給されます。子どもが3人いる場合、満額で50,000円となります。
意外と多いのよね…
思っていたより貰えない……
複数子どものいるシングルマザーの生活はもっと楽になってるよね…
筆者がお話をしていた方は「母子手当は子ども1人あたり4万円貰える。うちは子ども3人だから12万円貰えるはず」と誤解していたのです。しかし実際、手元に入ってくるのは5万円。同じ勘違いをされている方がおられるかも……と思い、ご紹介させて戴きました。
WEBに溢れている情報は全てが正しい訳ではありません。最近は貧困家庭叩きの風潮があり「母子家庭は子ども3人いたら12万円も貰えるからいよな」と書かれている事がありますが、子ども3人だと5万円しか支給されないのです。
貰えなくても安くなる(または無料になる)事も
「意外と貰えないのね……」とガッカリされた方もおられるかも知れませんが、母子家庭になると、貰えないまでも安くなるお金が色々あります。ただし、これは地方自治体によって異なるので「絶対に」と言う話ではありません。
例えば地方自治体によっては「ひとり親家庭等医療費助成制度」という制度があって、医療費が無料になったり、一部負担(1回500円とか)で済むケースがあります。また、住民税を計算する時に「寡婦控除」が適応されて住民税が安くなる事があります。
ひとり親家庭に対して
何も支援しない地方自治体は無いよ
大きく違ってくるのは保育所の料金です。これも地方自治体によって設定が違うのですが、保育所料金は基本的に「収入」で決定されます。収入の多い人は保育料が高く設定されていますし、収入が少ない人の保育料は安くなります。
母子家庭平均年収は181万円と言われいますが、このレベルの所得の場合保育料が無料、もしくは激安になる可能性があります。
まとめ
しかし間違っても「母子手当があるから大丈夫」なんて適当な噂は信じないでください。また、たとえ養育費があったとしても、日本では子どもが成人するまでキチンと養育費が払われるケースは少なく、養育費を貰えずに生活しているシングルマザーが多いのです。
離婚したとしても、様々な手当を貰って工夫していけばシングルマザーでも生活していく事は可能ですが決して「楽勝」では無いということを覚悟して戴きたいと思います。
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