貧困家庭に朗報？『ファミマこども食堂』が全国展開！

『貧困ママ倶楽部に』では以前から子ども食堂について取り上げてきました。

この記事ではファミリーマートが子ども食堂を全国展開することについてお届けします。

応援ママ

子ども食堂なんて利用しなくても生活出来ることが最善なのですが「あったら助かる」と感じている貧困家庭が多いのが今の日本の現状です

子ども食堂（こどもしょくどう、表記は、子ども食堂に関する最初の著作のタイトルから取ったもの。以下、表記の乱れは、団体名などから）は、子どもやその親、および地域の人々に対し、無料または安価で栄養のある食事や温かな団らんを提供するための日本の社会活動。2010年代頃よりテレビなどマスメディアで多く報じられたことで動きが活発化し、孤食の解決、子どもと大人たちの繋がりや地域のコミュニティの連携の有効な手段として、日本各地で同様の運動が急増している。

ウィキペディアより引用

相談ママ

子ども食堂って、話には聞きますが私の家の近くにはないですね

応援ママ

子ども食堂は国が主導している事業ではなくて、ボランティアの人達によって成り立っているから地域差が大きいのよね…

ファミマ子ども食堂

ファミリーマートでは2019年３月より『ファミマこども食堂』の全国展開を決定しました。

ファミリーマートは既に2018年度に東京都、神奈川県、埼玉県の５店舗で『ファミマこども食堂』を試験的に実施したいたのですが、今後は全国展開していくとのことです。

開催場所等の詳細について、詳しい予定は分かっていませんが、概要だけは発表されています。

「ファミマこども食堂」の概要

概要：ファミリーマートの店舗スペースを活用し、近隣のこどもや保護者を対象に食事を楽しむ取り組み
対象：店舗近隣にお住まいのこども、及びその保護者
（小学生以上は保護者の同意があれば１人でも参加可能）
参加人数：約10名／回
参加料金：こども（小学生以下）100円、　保護者（中学生以上）400円
プログラム：オリエンテーション／みんなとお食事（約40分）

体験イベント（約20分）

※店舗により一部内容が異なります。

ファミリーマートＨＰ　より引用

相談ママ

日本全国に子ども食堂が増えると助かる人が増えますよね

応援ママ

私もファミリーマートが子ども食堂に参入する事に対しては賛成なんだけどネット上では反対派の人が多いみたいね

ファミリーマートの子ども食堂についてはTwitterでも話題になっていましたが、どうやら肯定的な意見ばかりではなさそうです。

ファミマがこども食堂　３月から全国２千店、イートイン（朝日新聞） https://t.co/aNAXKqbtXh 子ども食堂の実践が市民の自発性や主体的な行動、子どもたちへの支援の場ではなく、資本や企業の宣伝活動、社会貢献活動に堕した。また悪い先例がひとつ。

— 藤田孝典 (@fujitatakanori) 2019年2月1日

私も、もにょりました。新聞などで記事を読んだ人は「子ども食堂＝地域の子どもがいつでも来られて安価に食べられる食堂」をイメージして賛同してるみたいだけど、これは明らかにそういうのとは違う。（続

『ファミマが子ども食堂をやることにどうも「もにょる」のはなぜか』 https://t.co/sNyxjGr9js

— さいき まこ＠陽のあたる家 (@SaikiMako) 2019年2月2日

いやね、これはちょっと言いたいことがある。企業の宣伝活動の何が悪いのだ。今までの子ども食堂は、誰かの我慢や支出、篤志に寄り掛かって運営されてきた。消耗戦だった。先が見えない戦いだった。誰も損をしないで、子どもが食える体制を、NPOでは作れなかった。当然だ。利益団体ではないのだから。

— しゃみ@孫とのびのびTRPG (@shami_gm) 2019年2月2日

やらない偽善よりやる偽善

相談ママ

反対派の人が多いなんて、ちょっと意外な気がしますね…

応援ママ

「純粋な社会貢献とかボランティアじゃない」ってところが問題みたいね

一般的な子ども食堂の場合「食事の提供」や「学習支援」を行う事がメインになるのですが、ファミリーマートの子ども食堂の場合「食事の提供」だけに留まらないところが反感を買っているようです。

相談ママ

なんだかマクドナルドのハンバーガーを作る体験みたいですよね

応援ママ

バックヤード探検とか、レジ打ち体験がメインになっちゃう気がしなくもないわね

ただ、子どもの参加費用が100円と言うところは、子ども食堂的ではあるんですよね。

賛否はあるかと思いますが筆者は個人的に「やらない偽善よりやる偽善」の考え方の方が好きなので、ファミリーマートの真意云々が子ども食堂の本質から離れていたとしても、全国展開してくれる事は大賛成てす。

とりあえず…

……上記2点に期待したいと思っています。

「本当に困っている家庭は利用しないんじゃないの？」と言う意見もあるかと思いますが、むしろ困っていない家庭が利用することで「子ども食堂へ行くのは恥ずかしいことじゃない」と言う認識が広まってくれる事を期待したいものです。

一度、貧困状態に陥ってしまうと、そこから立ち直るのは大変です。

制度や支援をフル活用して、苦しい生活から抜け出して戴きたいと思います。