貧困体験談

39歳バンドマン。金はないけど夢がある。

貧困体験談』では貧困を体験された方から寄せられた声をご紹介します。

応援ママ
貧困ママだけでなく、男性や独身女性の体験も含まれます

貧困体験を寄せてくだった方のプライバシー保護のため、一部フェイクを入れている事をご了承ください。

貧困状態になってしまうと、つい「自分だけが辛い」って思っちゃうんですよね。

実際に頑張っている「誰か」の体験談を読むことで「自分だけじゃない」「私も頑張ろう」と思ってもらえる事を願って止みません。

金はないけど夢がある。

俺の話を聞いてくれ。

アラフォーとか言うのは勘弁して欲しい。来月40歳になるけど気合で時を止めるから。もう、これ以上年取らないよ。これからは永遠の24歳を名乗っていくつもりでいる。そう言うキャラって言ったもん勝ち。

貧困おじ
だから俺は永遠の24歳って事でヨロシク!
応援ママ
あっ…はい

高校でギターと出会ったんだ

貧困おじ
バンドを始めたのは16歳の時

高校に入ってすぐに軽音楽に入った。中学の頃からずっと憧れていたけど中学時代はエアギター専門。姉貴のクラッシックギターを借りて、どうにかギターの基本はさらっていたけどクラッシックギターの音じゃ物足りないんだよね。

もちろん、それでも無いよりマシだった訳だけど。高校ではまともに勉強した事なかった気がする。

貧困おじ
軽音とバイトが全てだった

バイトして金貯めて、初めて自分のギターを買った時は嬉しかったなぁ。これでやっとスタートラインに立てた…みたいな。

バンドやってる奴は大抵そうじゃないかな。最初から楽器持ってる恵まれた奴もいるだろうけど、俺の周りでは楽器の為にバイトしてた奴の方が断然多かったな。

彼、これでも大卒なんだぜ

貧困おじ
勉強嫌いだったクセに大学には行ったよ

バンドするには大学行った方がいいかな……的な。就職しちゃったらバンドどころじゃないだろうって事は分かってたからね。

その時はプロになりたいとか、そう言う大それた事は考えてなくてとりあえずバンドの奴らと音楽作るのが楽しくて仕方なかったんだ。

今にして思えばあの頃が一番楽しかったかもな。

音楽やりたい」って気持ちだけで突っ走ってたから。

大学に入ってもバイトは続けてたよ。

シフトの融通がきく飲食店がほとんどだった。たまに、先輩に誘われて単発のバイトもしたけどね。アイドル系のライブの警備員とか。柵の前で立ってるヤツ。警備員しながら思ってたよ。

いつか俺達もあの場所に立つんだ」って。

貧困おじ
高校も大学も毎日楽しかったな

だけど勉強してなかったもんだから、大学は留年することになった。

当たり前だよね。授業なんてロクに出てなかったし。まぁ、絵に描いたようなバカ学生だった訳ですよ。

貧困おじ
で、結局中退することになった

音楽で生きていこうって思ったんだ

その時は「これを期に音楽で飯食ってく覚悟を決めよう」って思ってた。

ただ仕送りが止まっちゃったのは大変だったな。そりゃそうだよね。で、今までよりもバイトをしまくる生活に突入したって訳。

貧困おじ
俺のバンド。けっこうイケてた時期があってね

ライブしたら毎回そこそこ埋まってたし、インディーズでCDも出した。いっぱしにツアーなんかもしたりしてさ。

応援ママ
凄いじゃないですか
貧困おじ
だけどバンドで食えてた訳じゃないよ

いつも貧乏でバイトしてた。

彼女の部屋に転がり込んでた時期もあったし、友達んとこに居候させてもらってた時もある。それでも、なんだかんだでやれてたんだよ。

バンドやってるせいか、女の子には不自由しなかったな。ま…最近は不自由しっぱなしだけどさ。

このままずっと仲間とバンドやって生きていくのかな…と思ってたんだけど、そうもいかなかった。

バンドの解散

よくある話だけどボーカルが抜けちゃってさ。

ボーカルだけ引き抜かれてデビューした訳。俺のバンドはボーカルで持ってるようなとこあってね。新しいボーカルに入ってもらったんだけど、全然駄目だった。

貧困おじ
ライブしても客が入らなくなっちゃってさ

ガラガラのライブハウスで演るのは切なくてさ。

結局バンドは解散したよ。

大学2年の時に結成して28歳の時に解散したから…活動期間は8年ってとこかな。高校の軽音楽でもバンドっぽい事やってたけど、本気で組んだ初めてのバンドだったから喪失感は相当のものだったよ。

仲間はみんな去っていった

その後、俺以外の仲間は田舎に帰ったり、就職したりしたよ。

貧困おじ
「もう音楽は諦める」って

今にして思えばあそこが転換場所だったんだと思う。

あの時辞めた奴らはなんだかんだ言って、いっぱしに家庭持って良いパパやってるよ。

だけど俺はどうしても諦め切れなかったんだ。

丁度、うちみたいに抜けたヤツがいて代わり探してる…ってバンドがあったから入れてもらった。

だけど、全員年下でさ。すっげぇアウェー感だった。今の俺からすると28歳なんて若いって思えるけど、そのくらいの年になると、大抵のヤツは辞めちゃってるんだよね。

辞めてない奴はそれなりに音楽で食えてる…って感じ。

貧困おじ
俺はどっちつかずのままだったけどさ

アッっと言う間ったよね。

俺はそれから10年以上どっちつかずのままバンドやりながらバイトして暮らしてた…って訳。

バンドはいくつか変わったよ。解散して、またどっか入れてもらって…って、そこも嫌になって抜けて別のバンドに誘われて入って…みたいな。

残念だけど、どのバンドも最初のバンドの時ほど売れなかった。

貧困おじ
で39歳になっちまった…って訳。

あ。でも俺、まだ諦めてないよ。

最初に解散したバンドの奴らが、またバンドやりたいって連絡くれたんだ。

おやじバンドって知ってます? 最近、中年のオッサンがバンド組むの流行っててさ。俺達にも勝ち目あるんじゃないかな…って思ってる。

応援ママ
聞いたことあります
貧困おじ
オッサンになってから返り咲くバンドって多いんだよな

芸能界デビューしたボーカルも戻ってくるよ。アイツ、デビューしたもののイマイチ売れずに引退しちゃったんだよね。

俺さ。こんな年になるのに家賃4万で風呂なしの部屋に住んでるんだよね。

貧困おじ
ホント底辺って感じだろ?

金はないけど夢はあるよ。

昔の仲間とバンド再結成してライブハウスを一杯にする。やっぱ好きなんだよね。たぶん死ぬまで辞められないと思う。

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