「生活が苦しい」「貯金なんて無いのにまとまったお金が必要になってしまった」こんな時、あなたはどうやって乗り切りますか? 親兄弟など頼れる人がいる場合は良いのですが、そうでない場合「どこかでお金を借りてくる」という選択をされるかと思います。
一般的にお金を借りようとする場合、最も安全なのは銀行だと言われています。その次は信販会社。そして一般の消費者金融。闇金は論外と考えてもいいでしょう。
しかし、ある権利を満たすことで公的な機関からお金を借りる事が出来るってご存知でしたか? 今回は「年金を担保にお金を借りる方法」についてご紹介します。


年金を担保にお金を借りるメリット
年金を担保にお金を借りようとする場合、借り入れの名義は年金を受給している人に限ります。国民年金、厚生年金、障害年金、何でもかまいません。
金利は2%前後と一般的なキャッシングを思えば格安です。また、融資の使い道についても制限がありません。


類似詐欺には要注意!
もしかすると電柱に貼ってある広告などで「年金を担保に即日ご融資!」などというキャッチフレーズを見たことがある方もおられるかと思いますが、こういった業者は100%悪質な業者です。
融資の申込にあたって手数料や斡旋料は必要ありませんし、大々的に広告を出したりもしていません。
独立行政法人福祉医療機構の場合
年金担保融資は年金受給者の本人しか申込が出来ません。
・返済は年金によって行われます。
・連帯保証人(審査基準あり)が必要となります。
→連帯保証人がいなくても借りる事の出来るサービスもあります
http://hp.wam.go.jp/guide/nenkin/outline/tabid/251/Default.aspx
株式会社日本政策金融公庫の場合
恩給や災害補償年金を受けている人が利用出来ます
・貸付金額の上限は250万円。
・年利年0.50%
・返済金として、恩給や共済年金などを公庫が受け取ります。
・連帯保証人が1名以上必要。
http://www.jfc.go.jp/n/finance/search/onkyuu.html
年金を受給していれぱ若い人でも利用出来ます
年金担保融資は年金受給者しか利用出来ません。「年金」と聞くと「高齢者が貰う物」と思いがちですが、障害者年金や遺族年金等「そんな大した金額は貰っていないけれど実は年金貰っています」と言う若い人方でも利用できます。

…ってイメージしかありませんでした!

年齢に関係無いものね
低金利ですから上手に利用すれば、案外使い勝手が良いのではないかと思います。利用可能な方は検討してみてはいかがでしょうか?